2013年11月09日

モデスポ2013 〈3〉

おはようございます。

熱かったモデスポ2013の日々から、もう1週間経ったんですが・・・
いまだ情熱冷めやらぬ、といった感じ。
ということで今日は、撮らせてもらったプロの作家さん達の作品を。


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コチラ、昨年のJMCでも見たことある!と再び見入った作品です。
この日は側に、製作者のシックスカートさんがいらっしゃったので、いろいろお話を伺えました。

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「ひとのいない、平和な情景」が作風のテーマなのだと話されてました。
確かに構成的にも、ひと、もしくは複数の人物、動物が配置されているよりも、この「一匹」に「キャラ
クター性」が集約されることで、よけいにこのワンコロが可愛く思えます。
(エラソウに書いてスミマセン)

そうか〜、留守番してくれてるんだな!エライ!というイメージ。


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このネコチャンもそうですね。
主役のバイクに負けない存在感、というよりこの2キャラが揃っての、この作品の雰囲気が強調されて
います。(これまた、エラソウに書いてスミマセン)

盆踊り・・季節は夏、ハラ壊すなよ!って感じ。

世界ねこ歩き

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そして、このレンタ・バイク(自転車)作品もスゴイです。
後ろの金網に引っ掛けてある、無数の錠前。幸運のおまじないなんでしょうね。
これもお聞きしたところ、ひとつひとつ、真鍮板を巻いて、真鍮棒をさして作られたとのこと。
しかも「300コ」!金網に、その爪の大きさにも満たない小さな300コの錠前が取り付けられて
いるという・・・

しかし改めて拝見すると、台座がすべて円形。そうか、だから優しい雰囲気が出ているんだ。
ナルホド!
・・今回のモデスポで常に奔走されていた、シックスカートさん(写真)。
良い作品を見せていただき、ありがとうございました^^


続いては、情景師アラーキーさん「滅びの美学」
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「リアル・サビ表現」がすごいです。これも自らやり方を考案されて、今回はその作業実演を見る機会に
も恵まれました。
思ったのは、ああ、やっぱり僕が普段やってる「なんとなく」な表現じゃなく、しっかりと観察なさって
その上で「ワザ」を編み出しておられるんだな、ということ。
そして、「実際にいろいろ見れないから、オレには作れない」と、モデラーが言い訳できないように(!?)
作品のすべてはグーグルなどで検索した画像を参考にしているんだって。だよね。
言い訳するまえに、

−まずは「観察」、そして手を動かす!

なかなか痛いトコ突かれました^^;そこをしっかり取り込むことが、より「リアル」な表現に繋がる。
アタリマエかもしれませんが、実はいつもテキトーに省いている部分でもありました。

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「ゴッサムシティ」もスゴイ。
小っちゃくて見えないけど、転がってる空き缶なども、1コ1コ、ミリ単位の紙を巻いて作っておられ
ます。奥様が作られたものだそう。
しかし作品もさることながら、台座に使っているのはパン屋さんなんかで見られる「番重(パンを運搬する
入れ物)」
でもちゃんと、地下駐車場などの構造物に見えますもんね・・。
日常での観察眼も、これまた大事ということです。


続いてはチューンナップさんの「水表現」
↓↓↓
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右下にイルカが並走して泳いでいるのが見えますでしょうか?
フネと合わさることで、海上の疾走感が感じられます。

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「ビッグウエンズデー」
これ、ちゃんと波の向こう側が見えます^^;後ろにホンモノの波の写真があるんですけど、まさに
見紛うばかり。
・・・っていうか、よくよく見てみると、これいったい、どうやって作ったんでしょ??!!
目の当たりにしたときはその迫力に、もうそれどころじゃなかったんだよな・・・

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こちらも急流の、前方向だけじゃなく、上下の動きさえも感じられます。
で、チューンナップさんの作品を見ていて思い出したのが「スピード2」という映画。
あの映画を観た当時、批評家たちが言ってたのが「海(水面)はスピード感が出しにくい」ということ。

水上のスピード感、疾走感、動きってものすごく難しいそうです。
映像と造形はベツモノかもしれませんが、それにしてもこの、一瞬を切り取ったなかに見られる「動き」
はどうでしょう。見れば見るほど、言葉を失いました。

チューンナップさんにも少しお話を伺えたんですが、そのとき実際に作品の「重さ」を確かめさせて
もらうことが出来た(実際に、持ち上げてみる、ということです^^)のですが、もう、めっちゃ重たい
(笑)なんせ、「水部分」はカタマリだから!

実際、東京から大阪までの輸送はめっちゃタイヘンだったそうです。
ありがとうございました。
3日目はもう撤去されていたので、直にお話しできてよかったです。

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もうホント、圧倒的な水表現でした。
僕もいままで避けていた(?)水表現。しかし、ますます興味が湧きました。
まずは、こういう凪いだ水面からチャレンジだな。


・・・・ではさらに会場を周りましょう。

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これも優しいね。ここ数年は、優しい雰囲気のジオラマに強く魅力を感じます。
相変わらずガンダムやEVA作ってますが、そういうのでも、どちらかというと非・戦闘時のものを作る
傾向にありますし・・

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これ、模型雑誌ホビージャパンの表紙になってた作品でした^^

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作り込みのみならず、コアファイターのコンソールまでもがチカチカしてました☆
ホント、電飾さえ不要だと思えるほどの完成度なのに、コダワリがまさに「職人」であります。

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コチラも最近、モデルグラフィックス誌面で見たような・・・
全国レベル(いやもう世界レベルですな)の作品を、こうも間近に見られたのはホントに嬉しい。

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うーん、まんま、70年代の雰囲気。小さいころ、こういう団地に住んでました。
ここまで再現されると、見慣れた、ありふれた風景と言えどもつい足が止まってしまいます。

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僕も重機大好きなんで・・・
もう、「重機っぽい」メカじゃなくって「重機」そのもの、または「特殊車両」をもっと作りたい。
戦争もの以外で、もっと身近なやつを。

でも日本じゃ、そういうキットがほとんどなく・・・そういった意味では、SFの題材のものよりも、
こういう「ありふれた風景(に見える)ジオラマ」などのほうが、かなりハードルが高いように思い
ます。

さて、今回もアイスオーレ目線なので、ほとんど「戦争もの」がなくってスミマセン。
しかも、サポーター卓の方は、お話しするのに夢中でほとんど写真を撮ってないという(失笑)
まあ、WEB上に、いっぱいアップされていると思うので、ぜひ「モデスポ2013」で検索いただけ
ればと思います。

とりあえず、以上でモデスポレポートを終わります。

さて、この1週間「プ」に関しては放心状態です。
何を作っていいのか分かりません。
「見に行くだけ」だった去年までは、なかった現象です。

とりあえず、作りかけのあれやそれを触ってはハコに戻し、を繰り返しそうです(笑)



posted by アイスオーレ at 14:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 展示会・年間総括
この記事へのコメント
お疲れ様です。
モデスポから、もう1週間が過ぎてしまいましたね。
名残惜しい。
実は作家さんの作品をあんまりゆっくり見てなかったので
がっつり見させてもらってます。

やっぱ、実際に見とけばよかった。。。
Posted by しゅうごろー at 2013年11月10日 19:28
しゅうごろうさんも、運搬などして下さり、ありがとう
ございました^^
そしておつかれさまでした!あっという間の3日間でし
たね。写真のほうは、趣向が偏っててスミマセン^^;

コスモゼロの次、今度はガミラス艦を・・・!とのお言葉
で、作業途中のなかからクリピテラを仕上げてみようと
思いました。
なに作ろうか、気持ちがまとまらないモデスポ後、1作め
になるかな・・
Posted by しゅうごろうさんへ at 2013年11月11日 17:19
アイスオーレさんの趣向が強く出てますねぇ(^ ^)
全ての作品に言えることかもしれませんが、意識して観る、観察するってのが重要なんでしょうねぇ。
ガンプラだけ作ってる頃には気にもしませんでしたが、ヴィネット作ったり退色、錆びの表現などをするようになってから、普段の生活でも色々と発見があるもんだと気づきます。
トラックの荷台の傷やらサビやら、建機の汚れ、雑草の生え方、落ち葉はどんな所に溜まりやすいのかなど等・・。
普段目にしているはずなのに、いざ模型で表現しようとするとどうなっているか分からない事って意外に多いんですよね。

最近はモデラー目線で、「おおっ!良いサビ具合だ」なんて橋の欄干を眺めていたら、家族に白い目で見られました(´Д` )
Posted by 44HIRO at 2013年11月11日 23:48
こんばんは^^

ですよね〜、まあプラモって、もともとは戦争モチーフの趣向なんですけど、
だからって現代でも戦争モノばかり愛でなくてもいいじゃない、って感じで・・

もちろん戦場ジオラマも、ものすごい再現度で溜息ばっかり出てたんですが、
まあ、ブログ上では載せる数も限られますからね^^;

確かにクルマや重機、いろんな乗り物のスス汚れとか雨垂れとか、思わず見とれて
ますよね(笑)僕も奥さんに「また見てたやろ」とかよく言われます。
でもそういう「瞬間」を、あんな見事に再現する作家さんってホントすごい。
実際に作品を見て、やはり画像だけでは伝わりにくい「空気」まで感じられたこと、
あの場に居れたことが幸せでしたよ^^
在り難いことだと思います。

Posted by (よし)ひろさんへ at 2013年11月12日 19:31
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