2012年07月13日

シリコンバリアー塗装

みなさま、こんばんは。

今日は「シリコンバリアー」を使った「ハゲチョロ塗装」についてです。

mgball 019.jpg
↑↑↑
「シリコンバリアー」は本来、型取りのときに使用する離型剤なのですが、この
「塗膜が乗りにくくする」という性質を、ハゲチョロ塗装に利用してみよう、という
ことなのです。

ヒロさんを始め、たくさんの 「ハゲチョラー(いま命名!笑)」なモデラーさんに
とっては、もう定番の表現方法だと思うのですが・・・・
やっと僕もこれを使うときが来ました。

で、参考にしたのが モデルグラフィックス(2010年8月号)の特集記事。
↓↓↓
mgballa.jpg

今回は「シリコン・ハゲチョロ」初挑戦なので、記事写真にあったキズの位置・大きさ・
形状など、ほとんど「模倣」させてもらいました。(参考、ではなく^^;)
ただ本体色は、K型のオレンジではなく、グレーで仕上げています。

記事では成型色がすでにメタリックのキットを使用していますが、手元の
MGボールはノーマル(Ver.Ka)なので、


1・素材色にアルミシルバーを吹き
2・シリコーンバリアーを筆塗りして
3・Mrベースホワイトを吹き
4・表面色のRLM65ライトブルーを吹く。


そして乾燥後、表面にコリコリとナイフを当てると、塗膜の段差を伴ったリアルな
傷跡ができます。
でもこのままでは一番下のシルバーが明るいので、ツヤ消しクリアーを吹き、WMで
馴染ませます。
↓↓↓
mgball 001.jpg

今回も相変わらず、面倒がって缶スプレーで吹いてますが・・・逆に塗膜が分厚くなった分、
このほうが「よりリアルな段差」ができるように思います。

さらに「外装色(ライトブルー)」と「素材色(アルミシルバー)」の間の「下地色(白)」
に、ベースホワイトを使用してより厚ぼったくなったことも、結果「吉」となったようです。

・・・この下地「白」を筆塗りで表現するのは、僕にはムリ!





そうして、完成しました「MGボール」




mgball 002a.jpg

mgball 007.jpg

mgball 005.jpg

mgball 006.jpg



ちなみに、アームやキャノンなどの白い部分は、

1・素材色にガンメタルを吹いて
2・シリコーンバリアーを筆塗りし、
3・ベースホワイトを吹いて

そのまま削ってます^^
今度はサビ止めの色も挟もうかと・・・(でも宇宙でサビってあるのかな?)
↓↓↓
mgball 010.jpg

mgball 011.jpg
↑↑↑
シリンダーのアルミパーツには、メタルプライマーを塗りました。
梅雨だからね・・・

mgball 008.jpg

mgball 012.jpg



この「Ver.Ka」、実はかなり以前に内部フレームもある程度塗り分けてました。
(当時は赤いフレームがトレンドだったような?)

おかげで今回、外装の製作&塗装だけに集中できたので数年振りに、やっとこさ完成
することができました。
なにがきっかけになるか分かりません(笑)

mgball 016.jpg

mgball 015.jpg





さあ〜、完成したから帰るか。オツカレ!

mgball 003.jpg

コンビニ缶コーヒーの、オマケミニチュア(ベンツ!!)のサイズが、けっこう
いい感じ(一応、ドアとかスミ入れした)
↓↓↓
mgball 014.jpg    

うわ〜、ヤメろ〜!^^

mgball 017.jpg




さて、今回は雑誌作例ほとんどそのままに模倣させてもらい、ダメージ表現を
しましたが・・・
やはりなかなか「実物がないモノの使い古したリアル」って難しい。
(だからヒロさんのWMはスゴいんです・・)
ボールとはサイズは全然違うけど、こういった身近な対象がイメージになってしまう
のかも。
↓↓↓
PICT02501.jpg
(WEBより)

で、思えば80sの時代から、実際に重ね塗り(吹き)してホントに剥がす、という
やり方はあったんです。あったんだけど・・・・そんなに上手く剥がれるハズがなく(笑)

なのでこの方法は当時からすると、「夢の塗装法」かも?
シリコンバリアーは、塗ったそばから乾燥していきますし、塗料のような筆ムラもでません。
しかもうすめ液で筆も洗えるので、あまり面倒な「ひと手間」には感じませんでした。

これからもどんどん使いたいのですが、逆に「ヒト型」とかスケールが大きいものには
難しそうな気もします。(でもやりたい^^)




さて、ボールに戻りますが・・・・☆
ボールって、MSイグルーとかガンダムイボルブとか見ていると、もうパイロットが心配
になってくるぐらい、高速であちこちにぶつかりまくってます(笑)
しかも「08小隊」に至っては、ザクと対等以上に渡り合ったりして。

例えばそんな「歴戦のボール乗り^^」とかが居て、数々の戦場を生き延びてきたとしたら、
こういうキズもあったのかも・・・?
なんて思ったりします。
あとはご覧になるかたのイメージ次第で^^



・・・・・



一年戦争末期、ジオンパイロットの間である噂が広まっていた。
連邦の弱っちい「赤目玉」のなかに、「青目玉」が居る、と。
ヤツはザクどころかリックドムまでも落とすエースらしい!
・・・・フン、バカバカしい。たかがボールじゃないか。
そのとき、接近アラームが響いた!

mgball 006b.jpg

「ヤツだ・・・ヤツが来たんだ・・・・!!」



笑!
posted by アイスオーレ at 18:36| Comment(8) | TrackBack(0) | MG マスターグレード
この記事へのコメント
シリコンバリアだ!
一度してみたいんですが、怖くて…。
でも、リアルな感じに仕上がりますよね。
かなりあこがれます。
シリコンバリアって、全部に塗るんですか?
はがそうとするところだけ塗るんですか?
他の部分もすぐにはがれちゃうんですよね。
てことは、取り扱いが厳重注意になってしまうってことですか?

もうわからないことだらけです。
なら、自分で試してみろよってことなんですけど、
どうにも怖いんですよね(涙
Posted by ツヨ at 2012年07月14日 00:12
ども。
ハゲチョラーの44HIROです♪

出たっ!伝説の青目玉!!
腕周りの剥げ具合といい、ボディのヤレ具合といい正に働く漢のマシン、歴戦の勇者の佇まいですねぇ。
ボールはこれくらいダメージがあったほうが作品から「らしさ」が滲み出てくる感じがします。

ここは装甲版がスレあって塗装が剥がれてるとか、誤ってぶつけて傷が着いてるとか、稼働部はオイルが漏れて汚れてるとか・・色々妄想しながら考えながら塗りこんでいく作業は凄く楽しいんですよねぇ。

カプリコを造っている時は、工事車輌を見つけては写真を撮ったり、眺めたりしてました。あんまりジロジロ見てたので、現場のヲッサン達には白い眼で見られてましたけどw。
意外とサビや汚れ、雨だれなど普段目にしているはずなのに、実際はどうなっているか知らないものですよね。
ガンプラ以外のプを創るようになってから、日常眼にする車や建物のサビや汚れを意識して観るようになったと思います。
最近では、ヴィネットなんかで雑草を造るようになったので、街に生えてる植物に興味が移ってますけど・・w。
Posted by 44HIRO at 2012年07月14日 03:17
こんにちは!

このボールがいい感じにご覧いただけているとすれば、きっとほとんどMG記事作例のまんま作業したからでしょう^^

でも実際にバランスを考えながらコリコリ削っていく作業は、なかなか楽しかったです。
よく明石屋さんまが「そんなに楽しいワケないやろ・・・・ホンマや!」と言いますが、けっこうそれこそドンピシャな感想です、マジで(笑!)

シリコンバリアは、装甲全部に塗ってます。
で、普通に触るくらいでは、全然塗装も剥げてきません。しっかりTOPコートしておけば、思いのほか大丈夫でした。
意図的にツメでひっかいたり、マスキングテープ貼ったりするのはNGのようですが^^

ガンダムなどのロボ系でも、けっこう使えると思います。
僕も次は「ヒトガタ」で試してみます!
Posted by ツヨさんへ at 2012年07月14日 16:33
こんにちは!

ああ、先輩ハゲチョラーだ(命名を認めてくださってありがとうございます!笑!!)

今回のヒロさんのボトムズを拝見しましても、けっこう控えめになさってるでしょう。
だからこのボールは、作例の模倣とはいえ「やりすぎだろ!」って言われるかな〜って思ってました。^^
まあ実験要素は強いですが。

このハゲチョロも塗装作業の一部なので、パーツや位置ごとのくたびれ具合なんかを考えるのは楽しいですね^^
アーマーのこのパーツは、使い続けるからけっこうハデに!とか、逆にここは奥まってたり、戦闘のたびに取替えるから控えめに!・・・とか。

僕もシリコンハゲチョロはこれからなので、いずれは「やりすぎた!」なんて反省する日がくるでしょうけど、それはそれで楽しいと思います。広がっていく世界にワクワクしますよ^^☆

そういえばこのシリコンバリアーのそばに、例のエポキシ樹脂も並んでました。
これもいつかは体験するぜ〜!?^^

Posted by ヒロさんへ at 2012年07月14日 16:54
カッコイイ〜ハゲチョロだ〜♪
リアル感バッチリですね〜♪

サビは酸化なので、宇宙空間ではサビないのかな〜なんて思ってます。
そう言えば、なにかの科学雑誌で、最高品質の鉄の純度は99.9%、でもサビる。最近開発中の超高純度の鉄の純度は99.9999%、こちらは大気があってもサビないそうです。
超高純度の鉄は真空炉で作りだされるそうですから、UCの時代は、そうサビない金属が使われるかもしれませんね〜

でも、そんな金属を使っても、ハゲチョロダメージは必ずあると思います。
昔のガンダムブームの時、一所懸命、銀でハゲチョロをしたのを思い出しました(笑)
僕もそろそろハゲチョラーになろうかな(笑)
Posted by ロク(uss1701a20) at 2012年07月14日 22:33
こないだネオファムできたばっかりやん^^ 

セイラさんかい????

早い!!!!!!!!

早いよ!!!!!!??????

まさかフォークを参考にするとはな^^

いろんなテクニックがあるんやなあ今は・・・・

あのベンツはジョージアのやつやな^^

次回作も期待してるで^^
Posted by イニシャル O at 2012年07月16日 00:30
おはようございます!

今日も朝から暑いですねえ・・ニッパーさえあまり握る気になれない(苦笑^^)

もうなんか科学の世界ですね^^
楽しいです☆こうやって、いろいろ考察しながら作るのも楽しいですね〜!
ガンダリウム合金(!)なんかは性質とか精製場所とかで錆びなさそうな感じですが、ボールはそれまでの民間作業ポッドからの派生ですので、世代的に錆びてそうですよね(笑^^)

僕としては、ちょっと古ぼけたマシン・・・そんな感じのほうが好きです^^

ロクさんのハゲチョロ作品はなんかスゴそう!
いつか見れると嬉しいなあ〜^^v☆
Posted by ロクさんへ at 2012年07月16日 09:01
おはよう、暑いなあ〜。
(でも今日もウインズなのか!?笑)

別に作業が早いワケではなく・・・作業の合い間に、ちょいちょい次に作りたいアイテムを進めたりしてるだけやで^^
なのでその分、遅くなったり前後する時もあるわけで。

さすがOKNはコンビニのオマケに詳しい!
家にいろいろオマケフィギュアとか揃ってそうやな^^
Posted by OKNへ at 2012年07月16日 09:07
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