2016年02月19日

怒りのデスロード 2

今回もMADMAXについて、あれこれ書いていこうと思う。
「怒りのデスロード」を観たので、それ中心に。

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とにかく疲れた。
あまり静止している映像がなかったような気がする。常に、全編に亘ってチェイスしている印象だった。
まあ実際は緩急があるから、そんなことはないんだけど。
気が付くとグーを握っていた。知らず知らず力んで観ていた。
そら疲れるわ。
この映画では、大スクリーンを飛び越してキャラクター(役者さん)たちのパワーと、圧倒的な迫力映像、
さらにはTHXの大音響まで受け止める必要がある。
例えば映画と違って舞台などを見る場合、観客にも体力が求められる。ライブでは、リアルなエネルギー
とパワーを受け止める体力が必要だ。
この作品では、それに近いものを感じた。
案の定、後日も頭痛が残ったが、これこそが「MADMAX」を劇場で最大限楽しんだ証だろう。
僕は満足だ。
3D版は機会があっても見ないと思う。これ以上は取り込めない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


超美人のシャーリーズ・セロンや、大人しめ印象のニコラス・ホルト(「ジャックと天空の巨人」の主役、
最近TVで見たばかりだった!) の、変貌ぶりは凄かった。

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役者さんてすごいな。
フュリオサ(C・セロン)の坊主頭は彼女のアイデアらしいが、監督がさらにワイルドさを演出する
ためにワキ毛を生やしたら?と提案したが却下したそうだ(笑)
腕はCGだろうけど、義手もとても自然だった。最近、CGかと思ってたらそうじゃなく上手いこと撮影
してた、というのが多いのでこれも分からないね。
「フォースの覚醒」でも、CGっぽいドロイドやクリーチャーの多くが実物モデルだったし。

それはそうと、「怒りのデスロード」の主人公って、どう見てもこのフュリオサだ。
マックスと、このニュークス(N・ホルト)は、彼女の冒険に絡んでくるキャラクターという印象。
もちろん、役割は大きいけどね。


あとなにより「1」で暴走族のボス、トゥーカッターを演じてたヒュー・キース・バーン(御年68歳!)
が、今回のラスボス・支配者、イモータン・ジョーを演じてたことに驚いた。
その年であんなプレイメイト達をスケこましやがって、やるなジジイめ。
背中の人口呼吸器とマスク、焼けただれたカラダ、そこにドクロや勲章で着飾った透明のプレートを
羽織る。さながら(チープ感満載の)白いベイダー卿のような演出だ。
本人は恐そうに、威厳を保とうとしているかのようだが、どこかズレてるのがコミカルに見える。

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今回はメル・ギブソンの出演がなかった分、彼の登板は嬉しかった。
個人的には「2」でモヒカンの悪役をやってたバーノン・ウエルズも出てくれたら最高だったんだ
けどね。
WEB上ではFANたちが、イモータン・ジョーって会社に居たらいい上司になるだろうとか、
支配者としては優れている、とか好印象だったのが面白かった。ちょうど、北斗の拳の悪役キャラを
愛する感じ。つまりコイツも、
・・・ただの自分勝手な、キモいゲス野郎なんだけどな!

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↑↑↑ついでに「1」のラストで使われた、トゥーカッターのダミーヘッド。この目玉ギミック、
シュワちゃんの「トータルリコール」を連想する。


核戦争後の荒廃した世界、ということで動力は人力とガソリン。
巨大な歯車の描写は、ローマ時代の奴隷を連想させる。「3・サンダードーム」では豚を飼育し、糞の
メタンガスで町の電力が成り立っているという設定だったが、どうもイマイチだった。
「サンダードーム」は「2」に続いて、さすがに似たことは出来ないと思ったのか、どうもファンタジー色
を混ぜようとしたかの印象があった。バイオレンスとファンタジーの融合。まあこれ自体もすごい発想だが。
(ということも後ほど)

で、そんな世界なのでイモータン・ジョーは、支配のために自らを神格化するわけ。
「V8を崇めよ!」という信仰のもと、十字架に等しいであろう「イモータン魂」のこもったハンドルを
手にして、恍惚の表情を浮かべるウォー・ボーイズが滑稽でオカシかった。
「V8信仰」て!「ハンドル」て!と、静かにツッコミが続く。

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あとウォー・ボーイズたちが口に吹きかけていたのはクスリではなく、普通の銀色の塗料なん
だって。つまりシンナーだね。いくら彼らが短命だからって、これはカラダに悪すぎる。
目に入ったら痛そうじゃない。でもボウガンが刺さっても戦い続けるんだから、やはり歪んだ
信仰は恐ろしい。

あと、とにかく衣装でもなんでもかんでもドクロドクロ!の「夜露死苦」感仕様・満載のデザインが
溢れかえっていて、こっそりと大爆笑していた。
それとあの「貞操帯」、エド(ハガレン)が錬金したのか?ってほど趣味が最悪で(笑!)
暴走していたであろう思春期の脳ミソのまま、成長せずに年老いたイモータン・ジョー。
もうサイコーだ。


火を噴くギター演奏の、ゴムひもでビヨンビヨン(あれはサンダードームでもやってたね)とか、
シルク・ド・ソレイユ張りの、棒につかまってブランブラン攻撃、が面白かった。

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あのギター奏者もイモータンの息子のひとりで、目が見えない。というかこの作品、確かに核戦争後で
放射能汚染の影響下に在ることは分かるんだけど。。。こんなひと、映画に出したらアカンと思えるひとが
バンバン出て来る(サンダードームでも一部あったが)。
この辺りの監督の主義も、徹底しててなんかスゴイ。
マックスが絡んできて、イザコザの中でギターを取り戻したときの、あの笑顔ったら。オモチャを取り戻し
たぞ!って感じで、なんかよかったな。


主な舞台となる改造タンクローリーは、やはり今回もカッコイイ。
やはり「MADMAX」=「改造タンクローリー」だ!

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「2」のものを魔改造し、さらにVERUPした感じ。フロントのブレードは上下に可動し、火炎瓶の攻撃
で炎上したボンネットを、砂をかき上げて鎮火する。
相変わらずドクロがいっぱいで笑える。

写真で見るより、実際に動いているところを見たらカ、カッコエエ・・!と惚れるのはガンプラと同じ。
見ている脳の次元が同じなのか。
ハイパワーを生む、ボンネット上の2連装エアスクープを開けたり閉じたりするんだけど、その都度
空気を吸い込むときの音がいい。パワーキタッ!という感じ。

エンジンの一基が出力ダウンしたとき、無理やり口にガソリンを含み、エアスクープに吹き込むシーンが
ある。ああいうのアリなのかな?迫力シーンだったが。
そんなことするから、案の定えずくところが面白い。


序盤チェイスシーンのクライマックス、サンドストーム突入の場面。

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CG時代になって初のMADMAXだからこそのシークエンスだ。
思えばシリーズを通して、荒野のシーンはあったがここまで砂漠まっただ中というのはなかった、という
ことに気付く。
しかもディザスター系場面でのアクションだ。
ヤバイ!車外に放置されたままこれに突入するのか!というドキドキとともに、ウォー・ボーイズの
「ひゃっはー!」というハイな気分に持ち上げられ、ここでも手に汗を握ってしまった。
ただ凄かった。大画面、THX音響で観る意味は、このシーンにあった。

まあ、砂がクッションになるんだろうけど、そこまで無傷か、マックスよ。
そういえば、まだマックスのこと全然書いてない。
ということで、もう少し続けようかな。


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さて、模型の方だが

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↑↑↑
初めはエヴォブラックを塗布しようと思ったんだけど、案の定近所の量販店にはなかったので、クレオス
のMrフィニッシングサーフェイサーを吹いた。
これも初めて使ったが1500番ということもあり、下地とする黒の感じがなかなかいい。
砂の色も重ねやすそうだ。
エアモデルにも使えそう。

is22.jpgis23.jpg
↑↑↑
細かい部分の塗装もほぼ完了。この辺りに色が乗ってくるとワクワクする!

さあ、砂塵表現の塗装を始めよう。上手くいけばいいんだけど。






posted by アイスオーレ at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ムービー・メカ
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