2016年02月16日

怒りのデスロード 1

「マッドマックス・怒りのデスロード」
「MADMAX :FURYROAD」

ikarinodr.jpg

昨年ロードショーされてるときは、観に行く気がしなかった。
ここ数年、アクションや暴力、戦争映画とはだんだんと距離を置いてしまうように
なっていたからだ。(といっても、エンターテイメント作品のほとんどには、いろんな
カタチで「暴力」が描かれてはいるが)

しかし先日、近所の映画館でこの作品がリバイバル上映されることを知った。
(しかも千円!)
昨年公開の映画なのにもう「リバイバル」?とも思ったが、なんでもアカデミー賞
ノミネート記念、ということらしい。

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思えば僕が中学生の頃、金曜ロードショーかなにかで録画したマッドマックスを、当時
一般家庭に普及し始めたビデオ(もうVHSだった)に録って、繰り返し見ていた。
あの頃は、なぜかこういうバイオレンス映画がクローズアップされていて、ゴールデン
タイムのバラエティ番組でもよく取り上げられていたのを覚えている。
いまでもたまに、昔のアニメの名場面だけを継ぎはぎしただけの、見る価値もない無意味
なプログラムが放送されるけど、ああいうのと全く同じカタチだった。
TVがやってるくだらなさは、今も昔も変わらない。

あの頃、とくに「2」以降、日本でも「北斗の拳」が流行ったから余計に気になっていたのかも
知れない。
そういえば、「アホか!MADMAXより、北斗の拳が先に決まってるやろ!」
と、あのとき真剣に言い張っていた同級生は、いま頃なにをしているのだろう。

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と、そんなことも含めて「MADMAX」にはスターウォーズほどではないがいろいろ思い入れ
があるので、結局この「リバイバル」上映を観にいった。

始まる前、ちょっとドキドキしていた。映画館の大画面で、残酷なシーンを流されても耐えられ
るだろうか?
思春期からコチラ、思えばいろんな映画やテレビなどで「殺し合い」の描写を見てきたけど、
少し離れてみると、それがどれほど異常なことだったかということに、ボンヤリと気付く。
暴力、破壊、爆発。
いや、思春期よりも前からだ。
ヒーローをいう名のきらびやかな連中が、いろんな理由といいわけを、さも正当だと叫び
ながら、敵を殺す。そんなものを常に見ながら育ってきた。
そしてアタリマエのように、そういうものを好むようになった。
僕は少なくとも、アタマの片隅に「暴力描写」を保存するスペースを確保して生きている。
暴力、破壊、爆発。
そしてオトナになり、そんなものを大音響で見てストレスを発散させる、という行動が否定
されない社会で生きている。
子どもに小さい頃から知らず知らずとは言え、暴力を刷り込むことが、
そしてそういうことにお金を払う事の方が、結果的に尊重されるこの社会。

これはかなり異常なことではないだろうか。。。。。
そんなことをなんとなく思っていると、本編が始まった。

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結果から言うと、そんなに思ったほど、残虐ではなかった。
記憶のなかには、1と2の方が、より残酷なシーンが刷り込まれている感じがした。
まあ、いまこのときになって、僕自身も暴力の描写に鈍感になり、麻痺しているんだろう。

でも、この映画は紛れもなく「全編暴力」の映画だ。
MADな映画だ。マジでMADな映画だった。

トム・ハーディは、きっちりとマックス・ロカタンスキーだった。
往年のファンが喜ぶような、いろんなキーアイテムがいっぱい散りばめられ、
「あの世界」で出来ることを、何倍も膨らまして映像化していた。
凄かった。
結局は、観に行っておいて良かったと思う。
過去の、暴力描写に麻痺し始めた頃の自分を思い出すことも含めて。


という感じで、もうしばらくMADMAXについてはいろいろ書くかもしれない
ので、記事タイトルを「怒りのデスロード」とした。しかし

「怒りのデスロード」って。

このタイトルもいいよね。憤怒と狂気でいっぱいだけど、80年代当時のニオイが
する邦題サブタイトルだと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

模型ブログなので、本来なら
「アオシマ・1/24 インターセプター(2仕様) 1」
とでもすべきなんだろうけど、このタイトルの方が面白いので、まあいいや。

それとこういう記事タイトルならば、映画に出てきたハリネズミみたいな車両とかに
トライしたらいいかもだけど、そういうことでもない。
デスロードに出てきたのではなく、作るのはあくまで、「2」に出てきた
インターセプターのキットだ。

is02.jpg

is03.jpg

3年ほど前に購入し、積んでいたキット。
手元に届いたときは「インターセプターのキットが手に入るなんて!夢がかなった!」
なんてイキオイだった。
思えばこのとき、ガンヘッドやアルカディア号、ギャラクティカ(旧作)なんかもリリースされ、
僕の趣向のなかでは「長年あきらめていたキットの製品化」のオンパレードで、まさに
夢のようだったが、いまそのどれも完成していない。
時間とともに、嗜好は変わって行く。

この(ブラック)インターセプターも、今を逃せば作れないかも。。。。。ということで
開封した。

is01.jpg
↑↑↑
組み立て作業も終盤。
分かっていたことだけど、カタチとなって目の前にあると、めちゃくちゃカッコエエ^^
プラモとは言え、やはり実物にはパワーがある。エネルギーがある。

オーストラリアの砂まみれにしていくのが楽しみだ。


ではまた次回。





posted by アイスオーレ at 14:36| Comment(2) | TrackBack(0) | ムービー・メカ
この記事へのコメント
マッドマックスシリーズは私の人生に大きな影響を与えた、と言っても過言では無い程の映画なんですよね。
そもそも、一作目がバイクに乗るきっかけになりましたし。
このシリーズは確かにバイオレンスな内容なんですが、意外に生々しい表現は少な目で、観る人に恐怖を駆り立てると云うか、想像させる事が上手な監督だと思います。
それにしても、この「怒りのデスロード」のストーリーが、行って帰ってくるだけって…良くここまでの映画に仕上げたもんだ、と感心しましたわ(^^)

Posted by 44HIRO at 2016年02月16日 21:53
ヒロさんに多大な影響を与えていたとは。
やっぱり凄い映画だな。
当時僕もドキドキして、でも繰り返し、正面衝突のところばかり見てました。

今回もいろいろ驚いたんですが、一番大きかったのは「1」でトゥ・カッターを演じてた
役者さんが、イモータン・ジョーだった、ということでした。
僕は「2」のウェズ役、バーノン・ウエルズが好きなんですけど(出てほしかった^^)
メルギブソンが出なかった分、トゥ・カッター役のひとがさらに不気味になって登場して
くれて嬉しかった(笑)
そう、ジョージミラーもスピルバーグも、そのものを見せないで想像させるのが上手い。
MADMAXでの残酷さ、という記憶は、自分で勝手に補強してるんでしょうね。
それにしても本当に、最高にMADな、MADMAXでしたよ。
砂嵐に突っ込んでいくチェイスシーンだけでも、映画館で観れて良かったと思います。
ほんと、凄かった。

Posted by ヒロさんへ at 2016年02月16日 22:45
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